料理中に「あれ?計量スプーンがない!」と焦った経験、ありませんか?
この記事では、そんな緊急事態でも安心できる【計量スプーンの代用アイデア】を7つご紹介します。
ペットボトルのキャップから日常のスプーン、アウトドアで使える裏技まで、すぐに試せて使える方法ばかり。
初心者でも安心の目分量のコツや、災害時にも使える工夫もたっぷりまとめています。
代用品を知っておけば、料理の自由度がグッと広がりますよ。
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
計量スプーン代用アイデア7選!すぐ使える身近なもの
計量スプーン代用アイデア7選!すぐ使える身近なものを紹介します。
それではひとつずつ、詳しく解説していきますね!
①ペットボトルのキャップ
ペットボトルのキャップは、実は大さじや小さじの代わりになる優れものなんです。
キャップ1杯で大さじ1/2ほど、キャップの内側のスクリューのラインまで液体を入れると小さじ1に近い量になります。
とくに炊飯器のそばやアウトドアで、スプーンがなくて困ったときに活躍しますよ。
ただしメーカーやキャップのサイズによって微差があるので、「目安」として使いましょう。
私も実際にキャンプでこの方法を使いましたが、煮物もバッチリ味が決まって感動しました!
②ティースプーンとテーブルスプーン
日常使いのスプーン、ティースプーンやテーブルスプーンも、代用品として有効です。
一般的には、ティースプーン=小さじ1、テーブルスプーン=大さじ1に相当します。
ただしこちらもサイズに個体差があるので、できれば事前に水を入れて実測しておくと安心です。
カフェなどでついてくるスプーンはやや小さいので注意が必要ですよ。
家族に「このスプーンだけ計量専用ね!」と決めておくと、使いやすいです。
③紙コップやプラカップ
紙コップやプラカップも、計量代用として使えます。
カップの容量が表示されているタイプであれば、そこから逆算して使うのがポイント。
たとえば200mlのカップなら、1/13の量がだいたい大さじ1(15ml)になります。
目印をペンで書いておくと、毎回使えて便利ですよ。
災害時やイベントのときなど、役立つ場面は意外と多いです。
④薬の計量カップ(シロップ用)
風邪薬などについてくる計量カップも、実は使えるアイテムのひとつ。
5mlや10mlのラインがついていて、液体調味料を量るのにぴったりなんです。
透明なので目視しやすく、初心者でも安心感がありますね。
子どもが使ったあとの薬カップを捨てずに取っておくと、ちょっとした計量に重宝しますよ!
私の家では常に引き出しに2〜3個ストックしてます。めちゃ便利です!
⑤小皿やたれ皿
小皿やたれ皿の底面に液体を注ぎ、だいたいの目安で使う方法もあります。
目分量にはなりますが、底が平らで浅いお皿だと再現性が高いです。
液体調味料の場合は「この高さまで=大さじ1」と覚えておくと便利。
一度水で試しておいて、スマホで写真を撮っておくと後で見返せますよ。
見た目にもおしゃれなので、動画撮影やSNS用にもいいかもです。
⑥大さじ小さじ換算の手元メモ
調味料の比率や代用品の目安を書いた「手元メモ」を冷蔵庫に貼っておくのもおすすめ。
たとえば「キャップ2杯=大さじ1」「薬カップ5ml=小さじ1」など、具体的に書いておくと料理中も迷いません。
スマホのメモアプリでもOKですが、紙に書いて見えるところにあるとすぐ確認できて便利。
お子さんやパートナーが料理するときにも重宝しますよ。
私の母もこれを使って、最近料理がスムーズになったって言ってました♪
⑦指や手のひらを使った目安法
ちょっと上級テクですが、手の感覚を使って量る方法もあります。
たとえば「親指の第一関節=小さじ1」「手のひらにのる量=大さじ1」など、自分の手を基準に覚えていきます。
和食の達人などはこの方法で味を決めることも多いんですよね。
もちろん最初は難しいですが、何度か練習すると慣れてきます。
一人暮らしやキャンプ、災害時には心強いスキルなので、ぜひ身につけてみてください!
手元にないときの計量スプーンの代用量早見表
手元にないときの計量スプーンの代用量早見表をご紹介します。
それでは詳しく見ていきましょう!
①大さじ・小さじの基本容量を再確認
まず基本の話ですが、計量スプーンの「大さじ」と「小さじ」がそれぞれ何mlなのかをしっかり覚えておくことが大事です。
一般的に、大さじ1は15ml、小さじ1は5mlです。
料理本やレシピサイトでもこの基準で記載されているので、この数値を覚えておくと応用が効きますよ。
ちなみに、粉末・液体問わず「すりきり1杯」がその分量とされています。
意外と「大さじって何mlだっけ?」と忘れがちなので、冷蔵庫やキッチンボードにメモを貼っておくのもおすすめです!
②目安になる家庭用品のサイズ
家庭にあるもので、おおよその容量がわかっているアイテムは意外と多いんです。
例えば以下のようなものが目安になります:
アイテム | おおよその容量 | 換算例 |
---|---|---|
ペットボトルのキャップ | 約7.5ml | 大さじ1=キャップ約2杯 |
ティースプーン | 約5ml | 小さじ1=ティースプーン1杯 |
テーブルスプーン | 約15ml | 大さじ1=テーブルスプーン1杯 |
薬の計量カップ | 5mlごとに目盛りあり | 正確な量が測れる |
500ml紙コップ | カップの1/33で約15ml | 目印をつけて活用 |
このように「使えるアイテム+容量」を知っておくと、料理の自由度がグッと上がりますよ。
測る道具がないときにサッと代用できるって、かなり気持ちがラクになりますよね。
③各代用品の具体的な使用目安
ここでは、代用品を使うときの実践的な目安をご紹介します。
あくまで”目安”ですが、料理初心者でも迷わず使えるよう、わかりやすくまとめました。
代用品 | 大さじ1(15ml)相当 | 小さじ1(5ml)相当 |
---|---|---|
ペットボトルキャップ | 2杯 | 内側のスクリューラインまで |
ティースプーン | 3杯 | 1杯 |
テーブルスプーン | 1杯 | 1/3杯 |
薬用カップ | 15mlのラインまで | 5mlのラインまで |
手のひら | すりきりで指先から第2関節くらい | 親指の先端くらい |
自分の家にあるもので一度「実験」してみると、より精度の高い代用方法がわかります。
しかもその過程も、ちょっと理科の実験みたいで楽しいですよ。
一度やっておけば、もう「計量スプーンがない!」と焦ることはなくなります。
ぜひマイベスト代用品を見つけてくださいね!
料理初心者でも安心!目分量で失敗しないコツ
料理初心者でも安心!目分量で失敗しないコツをお伝えします。
失敗しないためのちょっとしたコツ、実はあるんです。
①液体と粉末で測り方は違う
まず知っておきたいのが、「液体」と「粉末」では測り方の基本が違うということ。
液体(しょうゆ・みりんなど)は表面がぷっくりと盛り上がる程度が適量です。
一方、粉末(砂糖・小麦粉など)は山盛りだと分量が増えすぎるので、すりきりが基本です。
粉ものは空気を含みやすいので、すりきりにすると安定した量になります。
この違いを意識するだけで、レシピの再現度がグッと上がりますよ。
②すりきりと山盛りの違い
「すりきり」と「山盛り」、どっちの量で使うか迷ったことありませんか?
すりきりとは、スプーンにすくった後に平らなもの(カードや箸など)でピッタリ落とすこと。
山盛りはすくったままの状態で、粉がもりっとなった状態です。
例えば、砂糖の大さじ1(すりきり)と、砂糖の大さじ1(山盛り)では、重さにして3〜4gの差が出ることも。
レシピで「大さじ1」と書いてある場合、基本は「すりきり」が前提ですよ。
③味見しながら微調整する方法
「目分量」での料理のコツは、何よりも“味見”をこまめにすることです!
最初にベースの味を薄めに整えて、そこから少しずつ加えていくのがポイント。
たとえば、醤油を入れる前に出汁や砂糖だけで煮込んで味を確認しておけば、失敗しにくくなります。
また、濃すぎたときは水で薄めたり、薄すぎたときは塩や調味料をちょい足しすればOKです。
「味見しながら進める」癖をつけると、感覚がどんどん身につきますよ。
④分量ミスをリカバリーする裏技
うっかり調味料を入れすぎてしまった…そんなときに使えるリカバリー術も覚えておきましょう。
たとえば「塩辛くなりすぎたとき」は、砂糖やみりんで甘みを足すか、じゃがいもや豆腐など吸収する具材を加えてみてください。
「酸っぱくなったとき」は、砂糖を加えるとバランスが取れやすくなります。
「味がぼやけてしまったとき」は、しょうゆや塩を少しずつ加えると締まります。
また、「濃くなりすぎた」ときは水や出汁で薄めつつ、風味が飛ばないように工夫しましょう。
このあたりを知っておくと、目分量でも思い切ってチャレンジできますよ!
アウトドア・災害時にも役立つ計量スプーン代用術
アウトドア・災害時にも役立つ計量スプーン代用術をご紹介します。
いざというときに備えて、ぜひチェックしてみてくださいね。
①キャンプ道具での代用テク
キャンプでは「荷物を減らしたい」「道具を使いまわしたい」という理由から、計量スプーンを持たない人も多いですよね。
そんなときに便利なのが、シェラカップやメスティンなどキャンプ用の調理器具を使った代用です。
シェラカップには目盛りがついているものが多く、50ml、100mlといったラインを目安に使えます。
例えば、50mlのラインを3分の1で大さじ1(15ml)、10ml単位で小さじを測るなど、意外と正確なんです。
アウトドアで料理を楽しみたい方には、軽量カップ付きのギアを1つ持っておくと超便利ですよ。
②非常用グッズに加えておくと便利なアイテム
災害時には、計量スプーンどころか水や電気も限られた状況になりますよね。
そんな中でも温かい食事を作るためには、代用品として使えるアイテムを非常用持ち出し袋に入れておくと安心です。
おすすめは以下の3つ:
- ● 薬の計量カップ(軽くてコンパクト)
- ● プラスチックの軽量目盛り付きカップ(100均でOK)
- ● スティックシュガー(1本5gで目安になる)
たとえば「スティックシュガー2本=小さじ2」といった感じで、感覚で使えるものを選ぶとよいです。
事前に「これをこう使う」と決めておくと、混乱する災害時でも慌てず対応できますよ。
③ペットボトル・缶・スティック類の応用術
家の中やアウトドアで手軽に入手できるペットボトルや缶も、実は計量の代用品として優秀なんです。
たとえば、ペットボトルのキャップは1杯=約7.5mlで、大さじ1なら2杯で代用可能です。
さらに、缶コーヒーやエナジードリンクのフタ部分に調味料を注いで目安にする方法もあります。
また、粉末スティック飲料(コーヒーやスープ)も、1本あたりの内容量が分かっているので目分量の基準になります。
あらかじめラベルを見て「この1本=○g」と把握しておけば、料理時の計量にも使えますよ!
④自然の道具(葉・枝など)で工夫する
少し原始的な方法ですが、自然の中でどうしても道具がないときは「葉っぱ」や「木の枝」も活用できます。
たとえば、大きめの葉っぱ(バナナリーフ、朴葉など)を使って、くるっと丸めて液体を注げばおおよその分量になります。
木の枝や石で器を削って即席スプーンを作る…というのはサバイバル技術ですが、知っておいて損はありません。
特に登山やブッシュクラフトをする人は、こういった知識を実際に活用している方も多いです。
普段の生活では出番が少ないかもしれませんが、災害やキャンプの場面で生きる知恵になりますよ!
おすすめのキッチングッズと常備アイテム
おすすめのキッチングッズと常備アイテムをご紹介します。
普段使いはもちろん、非常時にも役立つアイテムを一気に見ていきましょう!
①計量スプーンがわりに使える多機能グッズ
まずおすすめしたいのが、「1本で複数のサイズが測れる多機能スプーン」です。
ダイヤルを回すと、大さじ、小さじ、1/2小さじなど切り替えられる便利グッズで、洗い物も減らせます。
例えば「OXO(オクソー)」や「Joseph Joseph(ジョセフジョセフ)」などのブランドからおしゃれで高機能な商品が出ています。
アウトドアにも最適で、スプーンを何本も持ち歩かなくて済むので荷物が少なくなりますよ。
こういう「ちょっと高いけど長く使える系」のグッズ、1つあると料理のモチベも上がります♪
②100均で手に入る計量代用品
実は100円ショップでも、優秀な計量グッズが揃ってます!
特におすすめなのが、「小分けスプーンセット」「液体用のミニ計量カップ」「すりきり付き調味料入れ」など。
最近は100均も進化していて、耐熱素材のものや、持ち手が短くて収納しやすいものも豊富にあります。
中でも「キャンドゥ」や「セリア」はシンプルなデザインが多くて、インテリアともマッチしやすいですよ。
お財布に優しく、試しやすいので、まずはここからスタートするのもアリです!
③省スペースな持ち運び用ミニスプーン
外出先や旅行先、職場で自炊する人には「折りたたみ式のミニ計量スプーン」や「小型軽量スプーン」が超おすすめ。
ケース付きで清潔に保てるものや、リングでまとめて携帯できるセットもあります。
とくにお弁当作りや離乳食づくり、キャンプ飯をする方には便利すぎるアイテムです。
持ち運び用は「軽さ・小ささ・洗いやすさ」で選ぶのがポイント。
筆者は無印良品の小さなスプーンをポーチに常備してて、これが地味に活躍してくれてます!
④非常時に備えておくと安心なセット
災害や停電時には、「調味料+軽量道具」のコンパクトセットが重宝します。
たとえば、「使い捨てミニカップ(薬カップ)+密封容器に入れた調味料」をセットにして防災袋へ。
100均やドラッグストアで手に入る小型容器に、しょうゆ・砂糖・塩・みりんを入れておくと、即席でも味が整えやすいです。
さらに、スティックシュガーやポーションタイプのドレッシングも使い勝手抜群。
保存期間が長くて、密閉性のあるケースに入れておけば、いざというときにも慌てず調理できますよ。
まとめ|計量スプーンがなくても工夫で乗り切れる
計量スプーン代用アイデア一覧 |
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ペットボトルのキャップ |
ティースプーンとテーブルスプーン |
紙コップやプラカップ |
薬の計量カップ(シロップ用) |
小皿やたれ皿 |
大さじ小さじ換算の手元メモ |
指や手のひらを使った目安法 |
計量スプーンが手元になくても、工夫次第でいくらでも代用は可能です。
ペットボトルのキャップや普段のスプーン、紙コップや薬の計量カップなど、探せばキッチンにあるものばかり。
また、目分量のコツをつかめば、料理の幅もどんどん広がります。
災害時やアウトドアなど、道具がそろわない状況でもしっかり調理ができるように、普段から備えておくと安心ですね。
「料理=正確さ」が求められがちですが、「柔軟なアイデア」も大切なスパイスです。